このたび統計検定3級を、独学2週間の勉強で一発合格することができました。このブログ記事では、私が実際に取り組んだ勉強方法や試験対策をご紹介します。
統計検定3級 合格までの勉強スケジュール
試験2週間前の勉強方法
公式テキストを読み、章末問題を解き進めました。統計検定3級はほぼ高校数学までが試験範囲です。このため昔に勉強した内容を思い出しながら、主要な公式をルーズリーフにまとめて覚え直しました。一方で、正規分布や統計的な推測は数Bの範囲ですが私の高校では授業が無かったので、今回はじめて独学で勉強することになりました。
ここで厄介だったのが、公式テキストが小難しく書きすぎていることです。高校範囲でありながら、大学の教科書のような書きぶりで、全く親切心を感じられないテキストなのです。このため年末に規制して数Bの教科書を引っ張り出して来ました。これを副読本とすることで、なんとか公式テキストの内容を理解することができるようになりました。
その確率分布や統計的な推測の推測の範囲は、2020年4月に追加された新出題範囲で、過去問にない一方で、試験本番はがっつり6問ぐらいは出てきた印象があるので、この範囲を捨てるよりも少し頑張って理解したほうが良いと思います。
試験1週間前の勉強方法
もう1冊買っていた問題集を解いたほか、ネットに5回分の過去問があったのでそちらを解きました。
過去問は30分程度で解け、いずれも30問中25問前後(83%)が正解できました。合格基準点が65点なので、落ちることはないだろうと思い、解き直しはせずに、前日は正規分布や標本平均の分野だけ、問題集を解き直して、臨みました。
勉強スケジュール
StudyPlusのアプリで勉強時間を記録することが非常に励みになりました。その記録によると総学習時間は16時間37分だったようです。正月休みが長かったので、ちょうど暇つぶしになり、正月早々勉強に励んでいるという肯定感に役立ちました。
統計検定3級に合格!
そして試験では94点で合格することができました。試験はCBT形式でパソコンに1問1問、問題が表示されます。このため出題順がランダムで、過去問の出題順に慣れていると少しびっくりします。また大問1つに小問複数みたいな問題はないので、それは楽だったりします。
統計検定3級のポイント
確率分布、統計的な推測以外の内容は大きな問題は無いかと思います。
①正規分布を理解し、二項分布、標本平均、標本比率の近似が求められること
②標準化し、正規分布表を用いて確率を求められること
②95%の信頼区間を計算できること
公式をよく覚えて、この3つができるようになってください。特に標準化の理解には、以下の記事が役に立ったので、おすすめです。試験頑張ってください!