新人研修の最後に述べたこと
私は学生の頃から比較的アイデアが浮かぶ質であり、SIerであれば 業界・会社に囚われずに様々なアイデアを実現できるのではないかと考えていました。しかしSI提案研修を経て、自分がアイデアだと信じていたものが如何に想定の甘い、殿様商売でビジネスとして通用しないものであるかを実感しました。
滝本哲史さんの本で「ロマンとソロバン」という言葉がありました。私は 「ロマンとソロバン」を兼ね備えた営業になりたいと考えています。 これから質の高いアイデア、ロマンを抱けるように、そして、それを どう実行に至らせるか、ストーリーを論理的に構成するソロバン の力が身につくように、研鑚を重ねていきたいと思います。
一方で新たな価値を生み出す提案の前に、まずはお客様の業務の内容、課題を正確に把握し、期待に応えなければ ならないということも理解しております。 本日の研修で、お客様になりきって考えればヒアリングで質問した いことは増える、とお言葉をいただきました。圧倒的当事者意識とは、まさにこのことではないかと、胸に刻みました。
まだまだ至らない点が多くありますが、より良い提案ができるように、そして提案を信じていただける存在になれるように、努力して参ります。よろしくお願いいたします。